ホテルの予約者と宿泊者が違っても泊まれる?代理予約・名義変更・譲渡の違い
公開日:2026年9月25日
更新日:2026年10月12日
編集:おでかけガイド by HOTERe編集部(運営:ZEN Inc.)
ホテルの予約者と宿泊者が違う3つのケース
「予約者と宿泊者が違う」状況には、予約のタイミングと有償・無償の違いによって、次の3つのケースがあります。
| ケース | 予約のタイミング | 金銭の授受 | 主な例 |
|---|---|---|---|
| 代理予約 | 最初から宿泊者が決まっている | 無償または実費 | 家族・友人のために予約 |
| 宿泊者変更 | 予約後に事情が変わる | 無償 | 予定が変わり別の人が泊まる |
| 有償譲渡 | 予約後に不要になる | 有償 | 取消料を避けて予約を売る |
この記事では、それぞれのケースで予約元へ伝える項目、本人確認の方法、手続き完了までの流れを比較します。

代理予約・宿泊者変更・有償譲渡の違いを、予約のタイミング・金銭の授受・主な例で比較
代理予約:最初から宿泊者が決まっている場合
代理予約とは
代理予約は、実際に宿泊する人が決まっている状態で、別の人が予約手続きを行うことです。例えば、親が子供のために予約する、会社が出張者のために予約するなどのケースが該当します。
代理予約の手順
予約サイトの多くは代理予約を認めています。例えば楽天トラベルでは「代理予約は可能です。ご予約の際には楽天ID(会員登録)が必要ですが、実際にご利用される方が楽天会員である必要はございません」と案内しています(楽天トラベルヘルプ)。
予約時に必要な情報は次のとおりです。
- 宿泊する人の氏名(フルネーム)
- 宿泊人数・性別・年齢(子供の場合)
- 当日連絡が取れる電話番号
- チェックイン予定時刻
予約完了後、予約者本人が直接手続きする必要はありません。宿泊者本人が予約確認メールまたは予約番号を持ってチェックインします。
代理予約の注意点
支払いは予約者の決済方法で行われるため、ポイント付与や領収書も予約者に対して発行されます。宿泊者本人が別のポイントを貯めたい場合は、チェックイン時にホテルへ相談してください。
ホテルによっては、本人確認のため宿泊者の身分証明書の提示を求めることがあります。予約時の氏名と身分証の氏名が一致しているか、事前に確認しておくと安心です。
宿泊者変更:予約後に宿泊者が変わる場合
宿泊者変更とは
予約後に予定が変わり、当初の宿泊者とは別の人が泊まることになった場合です。元の予約者と新しい宿泊者の間で金銭のやり取りは発生しません。
宿泊者変更の手順
宿泊者変更は、ホテルや予約サイトの判断によって可能かどうかが決まります。変更を希望する場合は、次の手順で確認します。
- 予約サイトまたはホテルに連絡する
- 予約番号と変更理由を伝える
- 新しい宿泊者の氏名・連絡先を提供する
- 変更可能か回答を待つ
変更が認められた場合でも、予約者本人からの依頼が必要になることがあります。変更完了の確認を受け取ってから、新しい宿泊者へ予約番号と詳細を共有してください。
宿泊者変更の注意点
すべてのホテルが宿泊者変更を認めているわけではありません。特に、予約時の条件や料金プランによっては変更できない場合があります。
変更できない場合は、元の予約をキャンセルして新しく予約し直す必要があります。その際、キャンセル料が発生するか、無料取消期限内かを必ず確認してください。
有償譲渡:不要になった予約を有料で譲る場合
有償譲渡とは
予約後に自分が行けなくなり、取消料を避けるために予約を他の人へ有料で譲ることです。HOTEReのようなサービスを通じて、第三者へ予約を販売するケースが該当します。
有償譲渡の手順
HOTEReで予約を出品する場合、次の流れで手続きが進みます(HOTERe出品ガイド)。
- 出品者が予約内容と価格を登録
- 購入者が条件を確認して購入
- HOTEReがホテルへ名義変更の可否を確認
- 名義変更が認められれば手続きを進める
- 宿泊後、売上金が出品者へ振り込まれる
名義変更には、予約者本人からの依頼が必要になる場合があります。その際、HOTEReから出品者へ協力をお願いし、購入者の同意を得た上で必要な氏名・ふりがなに限って共有します(HOTERe購入ガイド)。
有償譲渡の注意点
ホテルや予約元の判断で名義変更ができなかった場合、取引はキャンセルされ、購入者へ購入代金が全額返金されます。出品者・購入者ともにHOTEReの手数料はかかりません。
ただし、元のホテル予約が自動でキャンセルされるわけではありません。無料取消期限や返金条件を確認し、必要に応じて予約元で取消手続きを行ってください。
HOTEReで出品中の予約を取り消す場合は、次の手順を必ず守ってください。
- HOTEReで未成約であることを確認
- HOTEReで出品を取り下げる
- HOTEReで取り下げ完了を確認
- ホテルまたは予約サイトで元の予約をキャンセル
出品の取り下げだけでは、元の予約は取り消されません。すでに購入されている場合や状態が不明な場合は、元の予約を取り消す前にHOTEReへ連絡してください(HOTERe出品ガイド)。
代理予約が可能でも有償譲渡が可能とは限らない
代理予約を認めているホテルでも、予約後の有償譲渡を認めているとは限りません。代理予約と有償譲渡の主な違いは次のとおりです。
| 項目 | 代理予約 | 有償譲渡 |
|---|---|---|
| 予約時点で宿泊者が決まっている | ○ | × |
| 金銭の授受がある | × | ○ |
| 予約条件の変更が必要 | × | ○(名義変更) |
| ホテルの事前承認 | 不要 | 必要 |
代理予約は、最初から宿泊者が決まっており、予約条件も変わりません。一方、有償譲渡は予約後に宿泊者が変わるため、ホテルや予約元の承認が必要です。
ホテルによっては、規約で有償譲渡を禁止している場合があります。予約を有料で譲る場合は、HOTEReのようなサービスを通じて、ホテルへの確認と手続きを代行してもらうことをおすすめします。

代理予約は宿泊者が最初から決まっているが、有償譲渡は予約後の名義変更とホテルの承認が必要
本人確認と手続き完了までの流れ
チェックイン時の本人確認
ホテルは宿泊者本人の確認を行う義務があります(旅館業法)。チェックイン時に求められる本人確認書類は次のとおりです。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証(補助書類が必要な場合あり)
予約時の氏名と身分証の氏名が一致しない場合、チェックインできないことがあります。結婚や改名で氏名が変わった場合は、事前にホテルへ連絡してください。
手続き完了の確認
代理予約の場合、予約完了メールが届けば手続きは終了です。宿泊者本人が予約番号と身分証を持ってチェックインします。
有償譲渡の場合、HOTEReから「名義変更完了」の案内が届いてから宿泊してください。お支払い完了と名義変更完了は別の段階です。完了案内を確認せずにチェックインすると、宿泊できない可能性があります(HOTERe購入ガイド)。
パック旅行・航空券の取消条件について
ホテル単体の予約とは異なり、パック旅行や航空券付きプランには独自の取消条件があります。特定の約款がすべての商品に適用されるわけではなく、予約商品ごとに契約条件が異なります。
国民生活センターは2026年1月、「旅行予約サイトでの予約は、そのサイトのキャンセル等の条件や契約内容に従うことになります。消費者自身が十分に確認する必要があります」と呼びかけています(契約内容は自身でよく確認!ネットの旅行予約)。
「何日前なら無料」といった一般的なルールはありません。予約時の条件を必ず確認し、不明な点は予約元へ問い合わせてください。
HOTEReはホテル予約の譲渡を扱うサービスです。航空券、パック旅行、キャンセル保険、医療・法律問題を解決するものではありません。
まとめ:予約の状況に応じた適切な手続きを
ホテルの予約者と宿泊者が違う場合、次の3つのケースを区別して対応してください。
- 代理予約:最初から宿泊者が決まっており、予約時に宿泊者情報を登録すれば手続き完了
- 宿泊者変更:予約後に宿泊者が変わる場合、ホテルまたは予約サイトへ連絡して変更可能か確認
- 有償譲渡:不要になった予約を有料で譲る場合、HOTEReを通じてホテルの承認を得る
代理予約が可能でも、有償譲渡が可能とは限りません。予約を有料で譲る場合は、ホテルへの確認と名義変更手続きが必要です。
HOTEReで予約を出品する場合は、未成約確認→出品取り下げ完了→予約元で取消の順番を守ってください。取り下げだけでは元の予約は取り消されません。
不要になった予約を譲りたい場合は、HOTEReの出品ガイドで詳しい手順を確認してください。
公式情報・出典
- 初めて出品ガイド | HOTERe(ホテリ)
- 初めて購入ガイド | HOTERe(ホテリ)
- 【楽天トラベル】ヘルプ【国内宿泊】代理予約はできますか?(会員と利用者が異なる場合)
- 契約内容は自身でよく確認!ネットの旅行予約_国民生活センター